新潟県村上市の米菓製造大手「三幸製菓」荒川工場で従業員ら5人が死亡した火災で、亡くなったアルバイト女性4人(68〜73歳)は、建物東側の防火扉近くで倒れていたことが県警への取材でわかった。
工場では出火後、停電も発生。同社関係者によると、アルバイトは工場の避難訓練に参加していなかったとみられ、県警は、暗い中で扉に付随する避難用ドアを開けられずに逃げ遅れた可能性があるとみて調べている。

村上市消防本部によると、工場では米菓を焼いたり、乾燥させたりする過程で出たカスが燃えるぼやや、部分焼がこれまでに8件発生している。年2回避難訓練が行われていたが、複数の従業員は取材に対し、「社員ではないので、アルバイトは訓練に参加していなかった」などと話した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220214-OYT1T50033/

 菓子製造大手・三幸製菓は、新潟県村上市の自社工場敷地内で起きた火災事故について、全工場を稼働停止していると発表しました。

 11日深夜に発生した火災は、12日の昼頃、消防当局による消火活動により鎮火。この火事による死者は6人となりました。三幸製菓は、今回の被害を重く受け止め、全ての工場を生産停止。再開時期については検討中としています。

 同社は、「地域の皆様や、お客様をはじめとする関係者の皆様に、多大なるご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを心からお詫び申しあげます」と謝罪。今後は全社をあげ原因究明、再発防止に取り組むとしています。

 Twitterには「#頑張れ三幸製菓」のハッシュタグや「応援購入」として同社の製品を購入するツイートが投稿されています。

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2202/14/news159.html