ノーマスク「コスプレ集団」の「煉獄さん」は“39歳デイトレーダー” 「迷惑乗車」する理由を聞いた
国内 社会
2022年02月15日

 金髪に羽織、腰には日輪刀。「よもや、よもや」と聞こえてきそうな風貌である。2月13日、人気アニメ『鬼滅の刃』の「煉獄杏寿郎」に扮したコスプレ男がJR新宿駅に現れた。隣には、大ヒット中のアニメ『呪術廻戦』の「五条悟」まで。だが、彼らはただのコスプレイヤーではない。反ワクチン・反マスクの活動家なのだ。これから山手線を映画の“無限列車”に見立てて、ノーマスクで1周するという。なぜこんな迷惑行為をするのか、話を聞いてみた。
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/02151104/?all=1

反ワクチン活動家たちのなかでは孤立
 JR東日本に彼らについて聞くと、
「電車に乗るときはマスクをつけていただくようにお願いしております。乗客のみなさまには、周りのお客さまにご迷惑をおかけしないようにお願いしています」(JR東日本東京支社広報課)
 反ワクチン運動を取材しているジャーナリストの藤倉善郎さんによれば、彼らは同様の活動家たちからも疎んじられた存在だという。
「今、一番勢力が大きいのは、月2回ペースで全国同時デモをやっている『神真都Q』という団体で、最初は煉獄さんたちも彼らと行動を共にしていました。ただ、今は敵対しているようで、彼らからも『反ワクチン活動のイメージを下げるな』と批判されています。他の団体にも付いたり離れたりと、やっていることがちぐはぐです。ただ目立ちたいだけなのでは」
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