『ラブライブ!』の世界観味わいたかった…学校侵入窃盗男 起訴内容認める（静岡県）（静岡放送（SBS））
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2021年10月、静岡市内の高校などに侵入し、机などの学校備品を盗んだ罪に問われている28歳の介護職員の男の初公判が2月16日、静岡地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。検察の取り調べの中で、被告の男は「『ラブライブ!』の世界観を味わいたかった」などと供述しているということです。
建造物侵入と窃盗の罪に問われているのは、静岡市葵区に住む介護職員の28歳の男です。起訴状などによりますと、被告の男は2021年10月下旬、静岡市葵区の県立静岡高校の体育館に侵入し、長机など4点を盗んだほか、別の日に静岡英和女学院中学校・高校（静岡市葵区）の体育館に侵入し、アンプなどを盗んだ罪に問われています。16日、静岡地裁で開かれた初公判で被告の男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。続く冒頭陳述で検察側は、取り調べの中で述べた被告の動機について「学生時代の思い出に浸りたかったから」「アニメ『ラブライブ!』の世界観を味わいたかったから」などと主張しました。一方、弁護側は、起訴内容について争わない姿勢を示しました。
