プーチン氏、戦争「したくない」 緊張緩和の動き、圧力は依然高く


ロシアのプーチン大統領は15日、ドイツのショルツ首相と会談後の共同記者会見で、ウクライナ情勢をめぐり欧米と交渉を続ける考えを述べた。
また、ロシア国防省はウクライナ国境付近の部隊の一部撤収を発表した。
緊張緩和に向けた動きだが、北大西洋条約機構(NATO)の拡大停止などを巡る欧米との対立は深く、国境付近の軍事圧力も依然として高い。
事態が沈静化するかは見通せない。

 「したいか、したくないかと言えば、もちろん『いいえ』だ。だから安全保障の議論を提案した」

 プーチン氏は会見で、欧州で戦争が起きる可能性を問われ、こう強調した。
7日、マクロン仏大統領との会見で、核戦争の可能性にまで言及し、ウクライナのNATO加盟に反対したのに比べれば、態度は明らかに軟化した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a49c75871decfe52415488f43a1b79ddda4c4073