創刊100周年を記念して、「週刊朝日と私とその時代」をテーマに本誌にゆかりのある著名人に語っていただきました。

週刊朝日の連載の思い出、特にないですねぇ。依頼があって、仕事の一つとして引き受けたという感じです。すみません。

 連載以外では13年10月18日号で、昨年11月に亡くなった瀬戸内寂聴さんと京都で対談しました。

寂聴さんと違って、今のリベラルの人って、考え方が意見が異なる人を受け入れられない。週刊朝日には、そういった人の声ではなく、もっと骨太の記事やオピニオンを掲載してほしい。

週刊朝日に残っているものって、創刊100年の歴史とブランドだと思うんです。今は紙媒体の販売部数が減って厳しいと思います
オンラインでのサブスクリプション(定期購読)と広告収入のベストミックスがカギになると思います。

コンテンツは、やはり政治・経済の深掘り記事やオピニオンが王道ではないでしょうか。

 たとえば、米国と中国の対立が激しくなるなかで、日本はもっと予算を投入すべきです。しかし、憲法9条の制約で、防衛費を先端技術の開発に投入することは難しい

岸田政権が掲げる「新しい資本主義」なんて、社会主義者の発想ですよ。週刊朝日は、それを批判する骨太の記事で誌面を埋め尽くして、世の中を動かし、国を動かす。そうなればおもしろいです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cda96707d12b9a4a274400de4b3f259504a194ad