国立感染症研究所が1月に公表した「新型コロナウイルスの感染経路」の記述に間違いがあるのではないか――。
2月1日、感染症や物理学などの有識者8人が連名で国立感染症研究所の脇田隆字所長に公開質問状を送った。

 質問者を代表する東北大学大学院理学研究科の本堂毅氏は、「正直、目を疑いました。複数の専門家と話をして、
これは前代未聞の記述≠ニいうことで、公開質問状を出すことにしました」とあきれ顔だ。

本堂氏は、病気と室内換気との関係についての研究で知られる日本臨床環境医学会に所属している物理学の専門家だ。

 まず、1つめの問題点は、「換気が不十分な屋内や飲食の機会で感染が広まっているとする一方で、現段階で
エアロゾル感染を疑う事例の頻度の明らかな増加は確認されず」としているところだ。

 「換気が不十分なところで感染が起こる≠ニ述べている一方で、エアロゾル感染は増加していない≠ニいう。
これは明らかにおかしい記述です」

https://news.yahoo.co.jp/articles/8e28afd85ee57725ac4f17d9a98787a3476aa76c?page=2