https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220215/k10013484011000.html

バレンタインデーに「ネジチョコ」 鉄のまちをイメージ 北九州

バレンタインデーの14日、北九州市の洋菓子店には「鉄のまち」をイメージして開発された、ネジの形をしたチョコレート「ネジチョコ」などを買い求める人が訪れていました。


北九州市小倉南区の「ネジチョコ」を開発した会社が運営する洋菓子店は、月曜日が定休日ですが、14日はバレンタインデーに合わせて営業しました。

「ネジチョコ」は、官営八幡製鐵所の関連施設がユネスコの世界文化遺産に登録されたのに合わせて平成28年に開発された商品で、その名のとおり、ネジの形をしたチョコレートです。

もともとは、土産品として開発したということですが、新型コロナウイルスの影響で観光客が減少する中、最近は地元の人が購入することが多いということです。

店には、午前中から次々と客が訪れ、チョコレートやケーキなどを買い求めていました。

商品を購入した40代の女性は「自分用と職場の人のために買いました。ふだんお世話になっている人に感謝の気持ちを伝えたいです」と話していました。

ネジチョコを製造・販売している会社の吉武太志社長は「チョコを渡して、ネジのようにくっついて離れない人間関係を育んでほしい」と話していました。