広報宣伝、英語の多用に警告 社会に溝生むと仏語アカデミー(共同通信)
https://news.yahoo.co.jp/articles/658e9708ad251ec0c364832fb5b77ab0382878d9
【パリ共同】フランス語の純化や擁護を任務とするフランスの学術機関アカデミー・フランセーズは17日までに、官庁や民間企業の広報や宣伝で、英語の単語や表現が多すぎるとの報告書をまとめた。フランス語の語彙を貧しくするだけでなく、世代間や社会内に溝を生む恐れがあると警告した。
アカデミーは2020年にこの問題を検討する委員会を設け、ウェブサイト上の書き言葉を調査した。15日に公表された約30ページの報告書は、官庁が使っている「スタートアップ(新興企業)」や、旅行メディアが用いた「ビジネス」と「レジャー」を掛け合わせた造語「ブレジャー」などの例を列挙した。