神戸市 自宅療養者急増 市役所に電話相談のセンターを設置
新型コロナの感染拡大で保健所の業務がひっ迫していることから、神戸市は軽症や無症状で自宅で療養する人やその家族からの相談に一括して電話で応じていて、担当の職員が対応に追われています。
新型コロナの感染急拡大で自宅療養者が急増していることから神戸市は、保健所などの負担を軽減しようと市役所のワンフロアを使って「自宅療養フォローアップセンター」を設置し、軽症や無症状で自宅で療養する人やその家族からの相談に一括して電話で応じています。
１５日も朝から電話が相次いでいて、これまでに寄せられたものでは、いつまで自宅で療養しなければならないのかとか、両親がコロナに感染したが、同居している子どもは濃厚接触にあたるのかといった相談が多いということです。
市によりますと、多いときには１日で１０００件の相談が寄せられるということで、市は１５０の回線を設け、庁内のほぼすべての部局から職員を集めて保健師とともに対応にあたっているということです。
神戸市健康局の樋口英治保健所担当部長は「市役所が全力を挙げて保健所をバックアップし、感染拡大の波をできるだけ抑えることにあたっていきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20220215/2020017147.html
