これは、良いものだ。新生aiwaが放つ新体感スピーカー「ButterflyAudio」

アイワと言えば、オジサン世代には1990年代に一世を風靡した「テレビデオ」を懐かしく思い出す方も多いだろう。
ご存じない方のために説明しておくと、14インチぐらいのブラウン管テレビの下部にVHSビデオデッキを内蔵したもので、テレビとビデオデッキを別々に購入する必要がないとして、学生などによく売れた。
筆者は業務用途で購入したが、その理由はPAL方式のビデオも再生できたからだった。
テレビとデッキが同期しているので、フレームレートや走査線数が違っても映ったのである。
かつてはソニー傘下のオーディオメーカーだったのだが、2002年に業績不振のためソニーに合併吸収された。
2004年には、当時中国メーカーが台頭していたMP3プレーヤー市場にAIWAブランドで参入し、大きなインパクトを残した。ただその後が続かず、2008年にブランドが収束。
その後、2017年にソニーからアイワブランドを譲渡された十和田オーディオがアイワ株式会社を設立し、アイワの復活となった。

Bluetoothスピーカー、ラジオほかテレビやネット動画プレーヤーなどを輩出しているが、
アイワらしい尖った商品として、2020年にクラウドファンディングのMakuakeにて「ButterflyAudio」こと、「HPB-SW40」が登場した。
考え方としてはショルダースピーカー(肩のせスピーカー)の一種と言えるが、ネックバンドからスピーカーユニットが立ちあがる姿に驚かされた。
クラウドファンディングは無事終了し、アイワストアにて、正式に一般発売の運びとなった。価格は21,780円。
発売は2月14日からの予定だったが、輸送遅延により2月25日発売に変更されたようだ。
今回は一般販売に先がけて、HPB-SW40のサンプル機をお借りすることができた。アイワの挑戦第1弾を、じっくり聴いてみよう。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/1388514.html
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