[ソウル 18日 ロイター] - 韓国疾病予防管理庁(KDCA)は18日、新型コロナウイルスの新規感染者が初めて10万人を突破したと発表した。
オミクロン変異株を中心に感染が急拡大している。

17日に確認された新規感染者は10万9831人。
ただ、ワクチン接種率が高いこともあり、死者数は比較的低水準にとどまっている。

当局は18日、午後9時までとしている飲食店などの営業時間規制を午後10時までに緩和すると発表した。
ただ、最大6人に制限している個人的な集まりや、海外からの渡航者を対象とした7日間の隔離、公共の場でのマスク着用義務などの規制は維持する。

政府当局者はこれらの規制が少なくとも3月13日まで継続されるとした。
韓国では3月9日に大統領選が実施される。

感染者の急増に伴い、無症状者や軽症者は医療機関を受診せず、自宅で療養している。

一部の専門家は、1日当たりの感染者が依然として2倍や3倍に増える可能性があると予測しているが、当局はこれまでのところ重症患者に対応できており、死者も比較的少ないとしている。

感染者は累計で175万5809人、死者は45人増えて7283人となった。
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