シャープ戴氏CEO退任へ--常務の呉氏が副会長執行役員兼CEOに

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 シャープは2月18日、4月1日付の役員人事を決定したと発表した。会長執行役員兼CEOの戴正呉(タイセイゴ)氏が会長執行役員に就き、常務執行役員の呉柏勲(ゴハククン)氏が副会長執行役員兼CEOに就任する。6月開催予定の定時株主総会決議、及び取締役会決議を経て代表取締役に選任予定だ。

 呉氏は1977年生まれ。2001年に鴻海精密工業に入社。Foxconn Slovakia経営管理担当Managing Directorを経て、2016年6月に堺ディスプレイプロダクト経営企画担当マネージャーに就任。2017年にはSharp Thaiの社長、2019年にはシャープ常務アジア・オセアニア副代表などを歴任してきた。2021年4月からは常務執行役員海外ブランド商品事業推進本部長兼 米州代表兼アジア・オセアニア副代表に就いている。

 今回の代表取締役の異動は、戴氏の後任CEOとして選任されたもの。なお、現在上席常務Sharp (Taiwan) Electronics Corporation会長を務める高山俊明氏は、4月1日付けで上席常務執行役員CEOオフィス室長になる。

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シャープ 副会長執行役員兼CEOに就任する呉柏勲(ゴハククン)氏