【モスクワ=田村雄】インターファクス通信などは18日、ウクライナ東部の親露派武装集団が実効支配するドネツク市中心部で大きな爆発が発生したと伝えた。
親露派の治安機関トップの車が標的になったとみられている。
背後関係など詳細はわかっていないが、ロシアがウクライナへの軍事侵攻に着手する口実を作ろうとする一環の可能性がある。
爆発は18日夜、親露派の行政関連の建物に近い駐車場で発生した。
負傷者は確認されていない。
ウクライナ外務省は18日、声明を発表し、政府はドネツク州の親露派地域での「破壊活動を計画していない」と指摘し「政府が東部で攻撃的な作戦を実行するとの疑惑は現実とはかけ離れている」とも強調した。
ウクライナ東部では親露派武装集団とウクライナ政府軍による紛争が続いており、ここに来て、急速に緊張が高まっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2ee56fc409fae3c9830626ddd6af8dbeb33203c