趣味のマグロ釣りに漁獲枠新設 資源管理を強化 水産基本計画
https://mainichi.jp/articles/20220219/k00/00m/040/173000c
水産庁は、趣味やレジャーで釣りを楽しむ「遊漁」に対し、太平洋クロマグロの漁獲枠を新たに設ける。漁業者だけでなく一般の釣り人にも漁獲量の上限を設定し、国際的に求められているクロマグロの資源管理を強化する。3月末までに取りまとめる政策の長期指針「水産基本計画」に盛り込む方針だ。
水産庁は、これまでも遊漁の漁獲量の報告義務化や、一時的な全面禁止などに取り組んできたが、計画の原案には「漁業と同じレベルの本格的な数量管理に段階的に移行する」と記載した。割り当てる漁獲量や実施時期の詳細は今後検討する。