「何十年も続いてきた。正直、いつかこうなることは分かっていた」。この海域を管理する漁協の男性組合長は
西日本新聞の取材に偽装の実態を告白した。

「以前から知っていた。漁業者も漁協も、食っていくためだった」
「産地偽装しているのはアサリだけではない。それなのになぜアサリだけ…納得がいかない」

組合長によると、この漁場では業者が輸入した中国産や韓国産のアサリを1週間から半年間ほど養殖し、
問屋の求めに応じて出荷する。組合長は「産地を偽装しているのは問屋で、漁協は直接関与していない。
ただ短期間で市場に出すので違法だとは分かっていた」と明かした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/21fa803ed0cf3b650a576cc2610818fea64aa773