2022年2月20日 17時0分

文春オンライン

 いま、ある裁判がインターネット上で話題を呼んでいる。

【画像】事件のあった大浴場の入り口

 宿泊していたホテルの大浴場で「女風呂をのぞいた」として、高校を退学処分となった水泳部の男子生徒3人が高校側に退学の取り消しを求め、訴えを起こしたのだ。

 少年たちが通っていた高校は「浜商」こと静岡県立浜松商業高校。

 1899年に創立した伝統校で、甲子園出場の常連校として地元からの評判も高い高校だ。また「浜商」がある浜松市は“フジヤマのトビウオ”こと古橋廣乃進や“水泳ニッポンの父”田畑政治の出身地であることから「水泳の聖地」とも呼ばれている。

 静岡地裁は2月8日の判決で、「(退学処分を下した)校長の判断は裁量権を超えて違法」とし、3年生の男子生徒A君への退学処分の取り消しを命じた(残る2名の請求は棄却)。

 水泳の聖地の街でおきた水泳部による“のぞき事件”の全貌とは、どんなものだったのだろうか。

https://news.livedoor.com/article/detail/21709583/