新型コロナウイルスのオミクロン株の流行に伴う「第6波」で大阪府の死者数が突出している。
人口あたりでみても全国最悪レベル。
感染を抑え切れておらず、重症化リスクが高い高齢者が亡くなり続けていることが背景にある。

朝日新聞の集計では、府が、第6波が始まったとする昨年12月17日から2月17日までに445人が死亡した。
同期間では、47都道府県の中で最多で、2番目に多い愛知県243人や東京の206人(4番目)と比べてもはるかに多い。
全国の死者の15%を府が占める。

人口10万人あたりでならした死者数も、大阪府は約5・05人で、全国で最も多い。
全国平均2・28人の倍以上となっている。

https://www.asahi.com/articles/ASQ2P6JY9Q2PPLBJ005.html