「ウクライナを巡る憂慮すべき状況の改善を求める決議」への反対理由(れいわ新選組 2022年2月7日)

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れいわ新選組は、
衆議院本会議(2月8日)及び、
参議院本会議で行われる予定の上記決議に反対する。

今日のウクライナをめぐる緊迫した状況には、
その背後に米国・EU・ロシアなど様々な国々がかかわっている。

米国・バイデン政権は東欧に3千人規模の部隊派遣を実行中。

英国はロシアへの圧力を強めるため、
東欧への派兵倍増を提案するか、
検討中であることを1月29日に明らかにした。

ロシアは10万人以上とも言われる部隊をウクライナ東部国境付近に集結。
北側国境付近ではベラルーシとの共同軍事訓練を開始し、
さらに3万人以上を集結させるとの報道もあり、
今のところ撤退する気配はない。

今、呼びかけるべきは、
とにかく大きな紛争につながらないよう、
どこか特定の国を非難するのではなく、
関係各国に自制を求めることだ。

ではなぜ決議に反対するのか。

簡単にいえば、
決議文をそのまま読めば、
ロシアを直接名指しはしていないが、
明らかにロシア非難決議となっている。
このままでは、
状況の悪化を後押しする決議になりかねないからだ。