日本芸術院 新会員候補 ちばてつやさんら9人 選考に外部意見も


功績のある芸術家を顕彰する国の機関「日本芸術院」は、今年度から選考対象に初めて「マンガ」や「映画」などの分野を加え、外部の意見も反映させるよう選考方法を改めたうえで、新たな会員の候補者に漫画家のちばてつやさんなど9人を選びました。

「日本芸術院」は、功績が顕著な芸術家を優遇するための国の特別機関で、新たな会員は原則、内部の会員の推薦と選挙で選んでいましたが、閉鎖的などとの指摘を受け選考方法を見直し、今回から初めて外部の有識者の意見を反映させて会員の候補者を選考しました。

対象分野についても、新たに「写真・映像」や「デザイン」「マンガ」それに「映画」が加わりました。

今年度、会員に選ばれることになったのは9人で、新たに加わった分野「マンガ」からは、
▽「あしたのジョー」などの作品で知られるちばてつやさん(83)、本名、千葉徹弥さんと、

▽「ねじ式」などの作品で知られるつげ義春さん(84)、本名、柘植義春さんの2人が選ばれました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220222/k10013496641000.html