岸防衛相「ロシア軍のこの時期のミサイル演習は異例」…カムチャツカ半島着弾「注視」
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 岸防衛相は22日の記者会見で、ロシア軍が19日に実施した大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射を含む大規模演習について、「通常は秋頃の演習をこの時期に行い、核戦力、非核戦力の双方のミサイル発射演習は異例だ」と指摘した。

 岸氏は、ロシア西部から発射されたICBMが日本北方のカムチャツカ半島に着弾したことに触れ、「重大な関心を持って注視している」と語った。演習の意図については「ウクライナ情勢の緊張の高まりを受け、国際社会にあらゆるレベルの能力を発揮できると誇示する狙いがある」との見方を示した。

岸信夫防衛大臣
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