エミレーツ航空で活躍、2020年2月に退役したエアバスA380型のパーツが航空ファン向けにオークション販売が開催されます。オークションは2022年6月23日(木)から6月25日(土)まで、開催されます。

販売される部品は、照明機器、バー、階段、手すり、機内カート、シート、コクピットの脱出ロープなど、客室内などで使用されている500近くのアイテムが販売されます。対面とオンラインの両方で販売し、この機会の販売収益の多くはエアバス財団の人道支援活動の資金として寄付される予定です。さらに、収益の一部から、航空遺産の保護活動を展開するAIRitage協会にも寄付される予定です。

オークションで販売される部品の大半は、エミレーツ航空で運航された製造番号(MSN)「13」、機体記号(レジ)「A6-EDB」から取り外したものです。初飛行は2008年4月で、同年10月から12年間、定期便で運航されました。 成田や関西にも飛来したことがあります。この機体は、フランスのルルドでTarmac Aerosaveが2021年に解体作業を実施し、90%超がリサイクルされています。

https://flyteam.jp/news/article/135850