韓国大統領選、全員クズすぎて前例のない大接戦。文大統領の支持率も43%まで上昇
第20代大統領選挙を10日ほど残している李在明候補(共に民主党)と尹錫悦候補(国民の力)。選挙前に行われた8つの世論調査結果によれば、両候補の支持率は誤差範囲内での接戦となる見込みだ。先週までは誤差範囲外での優勢を見せていた尹候補であるが、この一週間でその差が大幅に縮まっている。
25日に発表された韓国ゲロップ世論調査結果によれば、李候補の支持率は38%、尹候補は37%だった。李候補は先日の18日に発表された調査結果より4%ポイント上がっている一方、尹候補は4%ポイント下がった。両候補の支持率差は1%ポイントで誤差範囲(±3.1%ポイント)内だった。同日に発表されたシサジャーナル=ジョーワンCnI(李42.3%、尹44.2%)とリサーチビュー(李41%、尹46%)の調査でも両候補は誤差範囲内でほぼ同率の支持率を示していた。前日に発表されたリアルメーター、エム・ブレイン、コリア・リサーチ、メディアリサーチなどの5つの世論調査結果でも両候補は誤差範囲内での接戦を見せていた。
政治界では選挙日が近づくにつれ与野党の支持層が結集する中、今回の調査結果は、野党の単一化失敗による尹候補の責任論が取り上げられた結果であると分析している。これらの世論調査はすべて安哲秀候補(国民の党)が野党と単一化しないと宣言した後に行われた。
残りの11日間の選挙期間中、両候補とも浮動層攻略に力を注ぐ方針だ。民主党選挙対策委員会関係者は「誰が勝つかわからない接戦になっている。野党の単一化が大きな変数になるかもしれない」と述べた。
https://www.kedglobal.com/newsView/ked202202250013?lang=jp