甲府市教育委員会は25日、市立学校に勤務する50代男性教諭が勤務先の学校に通う子供の体を触るわいせつ行為をしたと発表した。市教委の聞き取りに「取り返しのつかないことをした」と認めたため出勤停止とし、24日に山梨県警に通報した。
市教委によると、教諭は2021年4月以降、校舎内で複数回、子供1人の体を直接触ったという。22年2月中旬に被害者が保護者に被害を訴えて発覚した。市教委は被害者への配慮として、性別や、小学生か中学生かなどは明らかにしていない。
数野保秋教育長は記者会見で「信頼関係を大きく損ねるもので極めて遺憾だ。市教委として深く反省し、社会的な信用を失う行為が発生したことに改めて深くおわび申し上げる」と陳謝した。
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