[モスクワ/キエフ 26日 ロイター] - ロシア大統領府の報道官は、ウクライナでの軍事作戦を26日再開したと明らかにした。ウクライナとの協議を期待してプーチン大統領は前日、攻撃停止を命じていたが、交渉は実現しなかったという。

ペスコフ報道官は、西側諸国の制裁は予測していたものであり、経済への影響を最小限に抑える措置を講じていると語った。

一方、ウクライナ大統領府のポドリャク顧問はロイターに対し、ロシアとの停戦協議を拒否していないとし、ロシアからの非現実的な協議条件を突きつけられていると述べた。

同顧問は、ロシアの攻撃が拡大したのは昨日で、夜にかけて大規模ミサイル攻撃があったと指摘。「ウクライナを破壊する意図で、断固受け入れられない条件を飲ませるための行為と考えている」と述べた。

キエフ市は夜間外出禁止令を拡大し、26日の午後5時から28日朝までとした。

2022年2月26日10:48 午後1時間前更新
https://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN2KV0L6