ドイツ、ウクライナに武器供与 方針を転換
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR265Q90W2A220C2000000/
ドイツ政府は26日、ウクライナに対して対戦車砲などの武器供与を決めたと発表した。
ドイツはこれまでウクライナへの武器供与に慎重だったが、ロシア軍が首都キエフへの攻勢を強める中、
方針を転換した。ショルツ独首相は「ウクライナを全力で支援することが我々の義務だ」と強調した。
ドイツ連邦軍が保有する対戦車砲を1000、携帯可能な地対空ミサイルの「スティンガー」を500、
それぞれできる限り速やかにウクライナに提供する。
ドイツはこれまでロシアへの刺激を避けることなどを理由に、ウクライナへの武器供与を拒み続けてきた。
代わりにヘルメット5000個を供与し、国内外で強い批判を浴びていた。