「私は森羅万象を担当している」安倍首相の“神宣言”は無教養なだけじゃない! 東条英機と同じ“肥大化した万能感”
「私は総理大臣ですから、森羅万象すべて担当しておりますので」
安倍首相が国会で言い放ったこの発言が、大きな話題を呼んでいる。Twitterでは「森羅万象」がトレンド入り、「#森羅万象担当大臣」や「#森羅万象内閣」などのハッシュタグとともに、こんな投稿が相次いでいるのだ。
〈ついにゴッド宣言〉
〈現人神、平成にもいたんだねぇ〉
〈安倍総理がついに地震や台風など森羅万象を司る神であらせられることを自白される〉
〈森羅万象を司る神なら四島返還など簡単なはずなのにねえ〉
〈移植云々サンゴマンになったり森羅万象ゼウスマンになったり、結局安倍さんはどうなりたいのですかね。てか、森羅万象を司っているのに何で嘘つくの?〉
森羅万象とは「宇宙間に存在する数限りない一切のものごと」(『広辞苑』第7版)の意。それを「担当している」と自称するのだから、「すわ全知全能の神にでもなったつもりか!」と突っ込まれるのも当然だろう。
いったい安倍首相はどういう意図で、こんな「神宣言」とも言えるような発言を行ったのか。改めて振り返ってみよう。
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