https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220213/k10013481391000.html
スピードスケート森重 航に銅メダル授与「1番重みがある」
北京オリンピック、スピードスケート男子500メートルで、銅メダルを獲得した森重航選手にメダルが授与されました。
オリンピック初出場で21歳の森重選手は、去年10月のスピードスケートの全日本距離別選手権で実績のあるライバルを抑えて初優勝したほか、今シーズン初参戦のワールドカップでも優勝するなど勢いに乗る若手です。
12日、北京オリンピックの男子500メートルに出場した森重選手はフライングでやり直しとなったあとの2回目のスタートで、持ち味の軽やかなカーブワークで加速し、34秒49のタイムで銅メダルを獲得しました。
この種目で日本選手がメダルを獲得したのは、2010年のバンクーバー大会以来、3大会ぶりです。
レースのあと、北京市のメダルプラザで行われたメダルの授与式で、森重選手は落ち着いた様子でメダルをみずから手に取って首にかけていました。
授与式のあと森重選手は「今までとってきたメダルの中でも1番重みがあるメダル。国旗があがった時に、日本代表として『これからもこういう舞台に立てるように』という思いが生まれた」と振り返りました。
そして、「4年後、8年後の金メダルを目指して頑張りたい」と早くも今後のオリンピックを見据えました。