藤田和之、51歳でノア新入団…「野獣って言われて3人の子供を持つ父親として本当につらかった」
プロレスリング・ノアは24日、GHCヘビー級王者・藤田和之(51)が入団したことを発表した。
藤田は23日の名古屋国際会議場大会で中嶋勝彦を破りGHC王座を初奪取。
24日に都内でノアのジャージーに身を包んで入団会見に出席し
「野獣、野獣って言われて3人の子供を持つ父親として本当につらくて心が痛かったです」と明かし
「これからはノア所属となり生活も安定しましたんであんなバカな飲み方はもうしませんし、しょっぱいなんてもう言わせません。
これからは野獣ではなく人間藤田和之。ノアの藤田和之として生きていきたいと思っております。
マスコミのみなさまそしてこの会見を見てくださっているノアファンのみなさま
今まで偽りの姿を見せてしまい申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げた。
さらに「今後は人間、ノア、シン藤田和之として努力してまいりますので
今後のご指導、ご鞭撻(べんたつ)のほどよろしく申しあげます」と明かしていた。
また、ノアは、パキスタン出身で同国代表として2024年パリ五輪出場を目指している
レスリング97キロ級のアビッド・ハルーン(22)が入団したことも発表した。
アビッドは1999年8月17日、パキスタン・イスラム共和国パンジャーブ州ラホール生まれの22歳。
パキスタンの伝説的レスラー、アクラム・ペールワンの親族で2014年に1976年12月にペールワンと戦ったアントニオ猪木氏の援助を受け来日。
来日後の一年間は日体大荏原高校で柔道を、日体大柏高校でレスリングのトレーニングを積んだ。
主な成績は2019年アジア・ジュニア選手権97キロ級5位、2021年にはレスリング全日本大学選手権125キロ級で準優勝。
昨年の東京五輪はパキスタン代表として出場を目指したがアジア予選で惜敗した。現在は日本体育大学レスリング部で練習している。
今後はプロレスのトレーニングも取り入れ、パリ五輪にパキスタン代表としての出場を目指す。
プロレス入りは、パリ五輪終了後あらためて道場に入門し、デビューを目指す予定となっている。
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