(台北中央社)台湾で来月1日から、攻撃的で凶暴な犬種とされるピットブル2種を新たに飼うことが禁止される。
行政院(内閣)農業委員会では、すでに飼養している飼い主に対して登録を求めており、違反者には過料を科す方針だ。
対象となるのは、アメリカン・スタッフォードシャー・テリアとアメリカン・ピット・ブルテリア(アメリカン・ピット・ブル)。
国内外で人にかみついてけがをさせたり、死亡させたりする事故が起きたことを受け、同委は昨年10月、これまでのルールを変更した。新たに飼うこと以外に、繁殖させることも原則として禁じ、来月1日から施行される。
同委畜牧処は24日、これまでに台湾全土で3722匹の登録があったと発表。
未登録の場合、来月1日から来年2月28日までは最高1万5000台湾元(約6万2000円)、来年3月1日以降は最高25万元(約103万2000円)の過料を飼い主に科すと注意を呼び掛けた。
https://japan.focustaiwan.tw/society/202202260005