ロシア生まれの人気キャラクター「チェブラーシカ」の公式サイトと公式Twitterが12月31日で終了する。チェブラーシカをめぐっては、日本側とロシア側で著作権トラブルになっていた。

チェブラーシカは、旧ソ連諸国以外の全世界で商品化する権利をめぐって、日本とロシア側でトラブルになり、日本での訴訟に発展していた。

サンケイビズによると2020年4月、旧ソ連から続くロシア国営アニメ制作会社「ソユーズムリトフィルム」が「チェブラーシカの著作権は16年前に旧幹部が日本側に渡したが、契約期限や条件をめぐり双方に深刻な意見の相違がある」と契約は無効と主張。著作権を取り戻す意向を示していた。

これに対して、日本側のチェブラーシカ・プロジェクト有限責任事業組合は当時、「ロシア側から契約条件が不満と断続的に改善要求を受けてきた。いつでも話し合いを再開する用意がある」としていた。

https://www.huffingtonpost.jp/entry/cheburashka_jp_61c980e1e4b04b42ab6c82d6