「ウラジーミル」「シンゾー」と呼び合う仲 プーチンにあてた“すごいポエム”に見る「外交の安倍」の本質とは…?


■プーチンにあてた“すごいポエム”

 では実際に安倍氏がプーチンと会ったときはどう報道されていたのだろう。

『ネット住民も呆れた 安倍の「ポエム演説」』(日刊ゲンダイ2019年9月9日)という記事があった。あ、やっぱりゲンダイだ。

「ウラジーミル。君と僕は、同じ未来を見ている。行きましょう。ロシアの若人のために。そして、日本の未来を担う人々のために。ゴールまで、ウラジーミル、2人の力で、駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか。」

 この安倍氏のウラジオストクでの東方経済フォーラム演説(2019年)に対し、「これってポエムだろう」とネット住民が呆れ果てていると伝えるゲンダイ。「ほとんど“青年の主張”のような演説で、領土返還を迫る“迫力”はどこにもなかった」。
https://bunshun.jp/articles/-/52369?page=3