大分県日田市天瀬町でホテルを経営する「山一観光」が、コロナ禍や7月豪雨による経営不振で3月1日、自己破産の開始決定を受けました。負債総額は23億円あまりで、新型コロナ関連では大分県内最大となります。
民間の信用調査会社東京商工リサーチによりますと、山一観光は1976年に設立され、大分県日田市天瀬町でホテル「みるき〜すぱサンビレッジ」を運営して、ピーク時には年間8億円の売り上げを計上していました。
しかし、おととしからの新型コロナ感染拡大や7月豪雨で温泉街が被災したことで観光客が減少、去年の売り上げは7000万円まで落ち込んでいました。
今後も回復の兆しが見えないことから、山一観光は事業継続を断念して自己破産を申請し3月1日、開始決定を受けました。
負債総額はおよそ23億5000万円にのぼり、新型コロナ関連倒産では大分県内で最大となりました。


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