ウクライナ国民、草の根抵抗 空爆目印除去、軍に食料―「街にとどまる」決意固く

ロシア軍のウクライナ全面侵攻から5日目を迎えた28日、各地で戦闘が繰り広げられる中、市民による抵抗が続いている。
「軍を支援する」「街にとどまる」。
メッセンジャーアプリを通じて取材に応じた市民らは、ウクライナ軍に食料を提供し
ロシアの工作員が付けたとみられる空爆目印の消去作業に奔走していると明かした。

中部ドニプロ近郊に住む女性(18)は「街は戦闘地域からかなり離れていて安全よ」と話すが
「軍に食料を渡したり、必需品などを持って行ったりして積極的に支援している。ホームレスの人も火炎瓶を作るため瓶を集めている」とも。
「見知らぬ人がうろついて、空襲を誘導するための印を道路や建物の屋根に付けている。それを私たちが探し出して消しているの」と言う。

https://www.jiji.com/sp/article?k=2022022801212&;g=int