卵が品薄の台湾、今週末にも日本からの31万個が到着へ
(台北中央社)卵の品薄状態が続いている台湾。行政院(内閣)農業委員会は2日、
今週末にも日本から31万個の卵が到着するとの見通しを示した。
これまで一時的に加工業者から一般消費用に回していた分を補うとしている。
台湾では昨年10〜11月ごろから、気温の低下などに伴って卵の生産量が減少し、品薄となっている。
同委では旧正月(今年は2月1日)前後に加工業者が仕入れた加工用卵計2万箱(1箱200個入り)余りを小売業者などに回し、
市場での安定供給を図っていた。
同委によれば、先月19日にもオーストラリアから576箱(1箱180個入り)が輸入されたという。
また今月中旬には米国からの卵も台湾に到着する予定。先月末までには暖かさが戻り、卵の1日当たりの生産量が増加したほか、
高騰していた価格については、下落の兆候が見られている。
(楊淑閔/編集:齊藤啓介)
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