２日朝、北海道名寄市の住宅で、70代の母親に包丁を突き付け、脅したとして、49歳の男が逮捕されました。
暴力行為法違反の疑いで逮捕されたのは、名寄市に住む49歳の無職の男です。
この男は２日午前６時半ごろ、自宅で70代の母親に包丁を突き付け、脅した疑いが持たれています。
警察によりますと、男は母親と２人暮らしで、母親の年金で生活していました。
しかし、年金だけでは徐々に生活が苦しくなり、男は「もう、こんな暮らしは嫌だ。自殺する」と言ったため、母親が止めようとすると、母親に包丁を突き付けました。
母親が自ら「息子が包丁を持って、私を殺そうとしている」と通報、駆け付けた警察官がその場で男を逮捕しました。
取り調べに対して49歳の無職の男は「包丁を突き付けたのは確かだが、母親を殺そうとは思っていませんでした」などと話しているということです。
警察は、引き続き経緯などを詳しく調べています。
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