米国防総省のカービー報道官は2日、ウクライナ北方から首都キエフに向かうロシア軍が、大規模な車列も含めて「立ち往生のままだ」と発表した。

カービー氏は「我々の最良の推計では、この24〜36時間で感知できる前進はない。非常に重大なことは何も起きていない」と述べた。

止まっている原因としては、ロシア軍の再編成、前進できない状況や時間のロスを取り戻す方法の再評価、補給と維持の問題、ウクライナ側の抵抗など数多くの要因がありそうだとの見解を示した。

ウクライナ南部のロシア軍は北部よりも少ない抵抗を受けている様子だが、人口の多いヘルソンとマリウポリでは激しい戦いになっているとも指摘した。

カービー氏は「ロシア軍がこの2つの人口密集都市に近づくにつれて、もっと抵抗を受けるようになると我々は考えている」と述べた。

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