2日に開かれたウクライナ情勢に関する国連緊急特別総会で、ロシア支持の立場を明確にしていた南米のベネズエラが、投票権を行使できずに終わった。
AFP通信などによると、分担金の滞納が原因で、投票権を失っているという。
国連は、各国の経済力などに基づいて決められた分担金を2年分以上滞納した加盟国について、原則として総会での投票を認めていない。報道によると、ベネズエラの未払い額は4000万ドル(約46億円)を超えるという。
ベネズエラの反米左派ニコラス・マドゥロ大統領は1日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、「強い支持」を伝えていた。
2日の演説でも、米欧などの対露制裁について、「ロシア国民に対する犯罪だ。狂っている」などと批判した。

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