日本刀で妻殺害の男に懲役１７年の判決 体を貫通後もとどめを刺すために数回…【岡山・赤磐市】（OHK岡山放送） - Yahoo!ニュース
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２０２０年２月、赤磐市で、当時５０歳の妻を日本刀で刺して殺害した罪などに問われている男の裁判で、岡山地方裁判所は、３月３日、懲役１７年の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、赤磐市穂崎の廃棄物回収業、小林芳宜被告（５３）です。
判決によりますと、小林被告は、２０２０年２月、自宅近くのコンビニで、妻の利枝さんの胸などを、刃渡り約７０センチの日本刀で複数回突き刺すなどして、殺害したとして殺人などの罪に問われています。
小林被告は、犯行当時、睡眠薬の服用やシンナーの吸引による「めいてい状態」で、責任能力の有無などが裁判の争点となっていました。
３日の判決公判で、岡山地裁の倉成章裁判長は、小林被告に完全責任能力があったことに疑いは無いとしたうえで、「殺傷能力の高い日本刀を使い、被害者の体を貫通させた後も、とどめを刺すために数回突き刺すなど、きわめて執拗で残酷な犯行」などと指摘しました。
一方で、「遺族に慰謝料を支払い、公判でも反省の態度を示している」などとして、懲役２０年の求刑に対し、懲役１７年の実刑判決を言い渡しました
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