駐日米大使 露は「のけ者国家として転落」
2022/3/3 21:08

米国のエマニュエル駐日大使は3日、日本が露新興財閥に対する資産凍結などを決めたことを受け「岸田文雄首相の強いリーダーシップをたたえる」との声明を発表した。

日本の新たな制裁は「毅然(きぜん)とした行動」だと評価。「ロシアの新興財閥や腐敗した指導者たちが、プーチン(露大統領)の暴力的な体制の恩恵を享受できないことを明確に示すものだ」と指摘した。ベラルーシに対する制裁措置には「違法な戦争を支援している者の責任を追及するため国際社会が連携して取り組んでいることを強く示している」と述べた。

ウクライナへの攻撃を続けるロシアに関し「のけ者国家」として転落を続けていると批判。「われわれは一丸となってロシアを孤立させ、プーチンの取り巻きと幇助(ほうじょ)者に前例のない経済的代償を科すよう全力を注ぐ」と強調した。

https://www.sankei.com/article/20220303-M5KDZPMWEVKPNB5IEWRTQKGJG4