菅義偉前首相は2日のインターネット番組収録で、日本の領域に米国の核兵器を配備し共同で運用する「核シェアリング(共有)」政策に言及した。「日本は非核三原則は決めているが議論はしてもおかしくない」と述べた。

安全保障政策を巡り「時代によって情勢をみながらいろんな議論や様々な対応をしていくことは必要だ」と話した。官房長官だった2015年に成立した集団的自衛権の一部行使を認める安全保障関連法に関し「議論さえタブー視されていた」と語った。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA02BQT0S2A300C2000000/