Xiaomiが、3月10日にスマートフォンの新モデル「Redmi Note 11」を日本で発売する。

 同社は1月26日にグローバルで「Redmi Note 11 Pro 5G」「Redmi Note 11 Pro」「Redmi Note 11S」「Redmi Note 11」を発表しているが、日本に投入するのは、これらの中では下位に位置付けられるRedmi Note 11のみ。
スペックだけを見ればミッドレンジだが、Xiaomiは「エントリーモデル」と表現している。
カラーバリエーションはグラファイトグレー、トワイライトブルー、スターブルの3色で展開する。

 メインメモリと内蔵ストレージの構成は4GB+64GBのみで、価格は2万4800円(税込み、以下同)。
販路はIIJmio、イオンモバイル、gooSimsellerのMVNOに加え、ECサイトや量販店で取り扱う。
ECサイトのうち、楽天市場とXiaomiオンラインストア(Mi.com)では、3月4日から数量限定の早割価格として、2万2800円で販売する。

 プロセッサは6nmプロセスで製造されたSnapdragon 680を搭載している。容量5000mAhのバッテリーを備えており、33Wの急速充電により、約1時間で0%から100%まで充電ができる(Xiaomi調べ)。
本体の上部と下部にはステレオスピーカーを、側面には指紋センサーを搭載している。
IP53の防塵(じん)と防滴性能を持つが、おサイフケータイには対応しない。

 背面には5000万画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロカメラを搭載。
200万画素の深度センサーを用いることで、背景をぼかしたポートレートを撮影できる。
ナイトモードや万華鏡モードなどの撮影機能も利用できる。インカメラは1300万画素となっている。

 国内ではNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルのネットワークに対応しており、音声通話とデータ通信を行える。
LTEがBand1、2、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、20、26、28、66、38、40、41に対応する。
なお、5Gには対応していない。
SIMはデュアルSIMに対応している。
国内4キャリアのネットワーク対応を除き、日本モデルでの特別なカスタマイズは施していない。

 本体サイズは73.87(幅)×159.87(高さ)×8.09(奥行き)mm、重量は179g。

 Xiaomi端末向けUI(ユーザーインタフェース)の最新バージョンである「MIUI 13」をプリインストール。
スワイプしてショートカットを呼び出せる「サイドバー」、ストレージの劣化を抑えてデータの読み込みと書き込みの速度を最大60%向上させる「リキッドストレージ」、起動中のアプリに優先してCPUのリソースを配分することでパフォーマンスを向上させる「フォーカスアルゴリズム」、消費電力を調整することでバッテリーの寿命を10%延ばす「スマートバランス」などを特徴としている。

https://www.itmedia.co.jp/mobile/spv/2203/04/news049.html
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