原発避難で東電の賠償確定、計14億円 国の責任は今夏判断 最高裁

東京電力福島第一原発事故で避難した住民らが国と東電に賠償を求めた福島、群馬、千葉の3訴訟で、最高裁第二小法廷(菅野(かんの)博之裁判長)は東電側の上告を退けた。
三つの高裁判決のうち、東電に総額約14億円の賠償を命じた部分が確定した。
2日付の決定。国の責任については今夏にも統一判断が示され、認められれば国は東電とともに賠償額を負担する。

各地の避難住民が国や東電に賠償を求めた約30件の集団訴訟で、最高裁の判断は初めて。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a93adca0750f8f52e0beb5cec379770cb46f535a