最高裁が上告退ける“スーパークレイジー君”当選無効確定

埼玉県戸田市の市議選をめぐり、当選無効と判断された「スーパークレイジー君」市議が判断の取り消しを求めた裁判で、最高裁は4日、市議の上告を退ける判決を言い渡しました。当選無効が確定し失職することになります。

去年1月、埼玉県戸田市の市議選で当選したスーパークレイジー君こと、西本誠市議は、立候補に必要な市内の居住実態がなかったとして選挙後に市の選挙管理委員会から当選無効とされ、県の選管も同様の判断をしたことから判断の取り消しを求めて訴えを起こしていました。

これについて東京高裁は去年、市議には居住実態がなく当選は無効と判断し、市議が上告していました。

4日、行われた上告審の判決で、最高裁は東京高裁の判断を支持し、市議の上告を退ける判決を言い渡しました。

「スーパークレイジー君」こと西本誠市議「傍聴席見たら投票してくれた方もいたので、本当に悲しいなと。ただ働きでよかったから(任期の)4年間やらせてほしかったなって」

4日の判決で、当選無効が確定し、市議は失職することになります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/314aa12f1dc1f92eda686b8953108d7dd02fe391