Netflixシリーズ「カウボーイビバップ」は2021年12月10日に、シーズンを更新することなく打ち切られることが発表された。
配信開始から1ヶ月も経たない内に見切られた形だ。
打ち切り宣告を受けてからしばらく経ったいま、主演を務めたジョン・チョーが、The Hollywood Reporterのインタビューにて思いを打ち明けている。
主人公のスパイク・スピーゲルにふんしたチョーは、この残念な結果について、「とても衝撃的で、落ち込みました」と吐露している。
2019年10月頃に撮影が開始された本作は、そのまもなくチョーが負傷したことにより一時中断。
2020年9月に再開し、2021年3月に終了した。
怪我からの復帰を経て撮影に再び挑んだチョーは、「自分の人生をかけた」と述べている。
「撮影中に怪我をしてしまい、手術とリハビリのため、1年に渡り休んでから復帰し、作品を完成させたんです。その怪我を治すのは、私にとって大きな山を登るようなものでした。[中略]また、ニュージーランドでも撮影したので、そこに家族と一緒に引っ越したんです。私の人生にとって大きな出来事だったのですが、それが突然終わってしまったんですよ。」
本作が打ち切りとなった理由は、批評家および視聴者からの厳しい評価や、視聴数などが要因とされている。
ただし、シリーズの製作継続を求める署名運動が行われていたことからも、作品に対する評価には温かいものも存在していたに違いない。
チョーは結果に落胆しながらも、ファンへの感謝を忘れずに伝えている。「(本作に対する)反応にとても温かさを感じました。みんなと連絡を取って、ハグできたらよかったですけど……。[中略]誰かが気にかけてくれることに深く感謝しています。これは僕にとって本当に嬉しいことです」。
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