アン・チョルス(安哲秀)国民の党大統領選候補が選挙日を6日後に控えた3日、
ユン・ソンニョル(尹錫悦)国民の力(野党第一党)大統領選候補との一本化を宣言した中、
‘在外国民投票後の候補辞退を制限する法を制定すべきだ'という国民請願が掲載された。

この日、大統領府の国民請願掲示板には、こうした内容の‘安哲秀法制定'を要請する書き込みが登場した。
この請願は事前同意が100人以上を超えて、管理者が検討を行っており、本日午後5時現在で3万人以上が同意した。

両候補の一本化発表が午前8時に行われたことを考えると、かなり熱い反応である。

請願人は「第20代大統領選挙まで1週間もない今の時点で、国民の党の安哲秀候補が国民の力の尹錫悦候補と一本化することになった。
既に2月23日から28日まで在外投票所の投票は完了しているのだが、今の状況だと安候補に票を入れた人たちは有権者の意図とは関係なく、
自動的に死票処理されてしまう」と指摘した。

続いて「在外投票の経験がある方はご存知のように在外投票は簡単ではない。大使館から遠いところに住んでいる方なら
バスや列車(を利用すること)は基本で、数百万ウォン(約数十万円)かけ飛行機まで乗って投票場に行く方も多い」と述べた。

請願人は「それだけ投票は有権者にとって、韓国の民主主義においてどれほど大きな価値なのか分かっているから、
遠くても甘受して『私の票を投じよう』と喜んで投票する。しかし、有権者のこうした真心を両候補は無残に踏みにじった」と批判した。

請願人は「投票まで終えたのに一本化とは、これは有権者に対する冒とくであり、大韓民国の選挙に対する愚弄だ」と主張した。

これに先立ち、中央選挙管理委員会によると、先月23〜28日、115か国(177公館)、219の投票所で在外有権者22万6162人のうち16万1878人が投票に参加し、
計71.6%の投票率を記録した。投票後に安候補が辞退したため、安候補に投票した票は死票処理される。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bacb22598acac695181ec84602923de1af9b845c
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https://www.youtube.com/watch?v=YGLKkngc0GA