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“イヤイヤ柴犬界”のアイドル 散歩拒否する理由とは 踏ん張る姿がタヌキのようと話題

リードを引っ張っても動こうとしない柴犬の姿は「イヤイヤ」や「拒否柴」と呼ばれ、SNS上で大人気。多数のアイドル犬が存在する“イヤイヤ柴犬界”から、今回は「たろう」くんをご紹介しましょう。果たしてたろうくんが散歩拒否をした理由とは? 飼い主さんに詳しいお話を伺いしました。
「減速」の路面表示横で“お餅化”して話題になったことも
 9歳になるたろうくんは黒柴の男の子。古風なお名前は飼い主さんが30年前に「じろう」くんという柴犬を飼っていたことから、映画『南極物語』に登場する「タロとジロ」をなぞって名付けたそうです。

 たろうくんはこれまでにも、散歩中に「減速」の路面標示脇でイヤイヤする姿がまるで「お餅のようだ」と大きな話題になったことが。その時はSNS上でファンイラストが出回るほどの盛況ぶりでした。

 今回もお庭でイヤイヤする姿がツイッター上で公開されると、6.2万件もの“いいね”を集めました。「狸寝入り。」とユーモアたっぷりのキャプションが付けられていたこともあり、リプライ(返信)には「わんこに変身中のタヌキさん?」といった声や、「今日も絶好調」「柴のこの頑固なところがかわよい」などの感想が寄せられていました。

 でも実のところ、たろうくんはとても優しい性格。他のいぬから吠えられてもノーリアクションで、人が大好きなおっとりさんなのだそう。また、散歩が嫌いなわけでもなく、飼い主さんが運転する車で公園や土手に行くのは大好き。しかし、この日は歩きで出かけることになり、イヤイヤが発動してしまいました。

「妻が散歩に行く予定でしたが、私がいるため車で出かけられると思ったらしくイヤイヤしています。もうすぐ10歳になるので、年のせいか前ほどは歩かなくなったのも関係しているかもしれません」

 ちなみにこうしてイヤイヤされてしまった時の対処法は、抱っこをして数メートルほど進むことなのだそう。「18キロありますから重いですが(笑)」と、飼い主さんも幸せの重みを噛みしめているご様子です。