池江璃花子、代表入り逃す 世界選手権の個人種目
競泳の国際大会日本代表選考会最終日は5日、東京辰巳国際水泳場であり、東京オリンピックに出場した池江璃花子(ルネサンス)は今大会で個人種目での世界選手権(6〜7月・ブダペスト)の代表入りを逃した。
今大会の池江は、100メートルのバタフライと自由形、50メートルバタフライの計3種目に出場。いずれも日本水泳連盟の設定した派遣標準記録をクリアすることができなかった。
この日はエントリーしていた50メートル自由形を棄権し、100メートルバタフライに注力。予選は59秒59の全体8位で決勝に進んでいた。前日の100メートル自由形は1位となったが、個人種目の派遣標準に0秒06届かず、「昨年から全く成長していない。この1年間頑張ってきたのになんでだろう」と涙を見せていた。
2019年2月に急性リンパ性白血病と診断された池江は、長期療養から20年8月に実戦復帰。昨夏の東京五輪ではリレーメンバーとして日本代表入りし、3種目に出場した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/055d2e41fe8f94ccb42d20e1f0d47509d79c9f7d