岐阜・大垣のプロバイダーにサイバー攻撃 恵那のCATVも被害
2022年3月3日 22時46分 (3月3日 22時47分更新)
 岐阜県大垣市のインターネットサービス会社「ミライコミュニケーションネットワーク」が3日、サイバー攻撃を受けた。同社をプロバイダー(接続事業者)とする民間企業など数百社が、ネットに接続しにくくなるなどの被害を受けたとみられる。
 同社によると、3日午前7時すぎ、同社の顧客サーバーに対し、大量のデータを一斉に送って過重負荷を掛ける「DDoS(ディードス)攻撃」があった。サーバーがダウンし、利用者はネットにつながりにくくなった。攻撃対象の顧客サーバーとの通信を遮断し、午後1時までに復旧した。
 この影響で同社回線を使う岐阜県恵那市のケーブルテレビ局「アミックスコム」も被害を受け、市内全域の契約世帯で、インターネットや光IP電話の接続が不安定な状態になった。
https://www.chunichi.co.jp/article/428423