まん延防止等重点措置が適用されてから鹿児島市の公立学校では部活動を停止している。「教育の機会が奪われる」として保護者などが3日、鹿児島市に要望書を提出した。
 鹿児島市に3日要望書を提出したのは、県内のスポーツクラブや部活動に所属する子供の保護者や指導者など。
 部活動の停止によって教育の機会が奪われるとして、今後、まん延防止が適用されても感染対策を行った上で部活動を認めることや、停止する場合は根拠や効果を明確にすることを求めた。
 子供たちの健全な学びの場を守る有志の早見隼人代表は「子供が逃した時間は返ってこない。運動自体が教育の現場で大事だというのであれば、真摯に向き合った対応をしてもらえれば」と話した。 
 鹿児島市は部活動の停止はまん延防止の解除に伴い終了することにしていて、要望に対しては「今後、検討する」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/85806410ca6abb1e7ce790db384db080bf7ab9e8