「2030(20代、30代)の時代精神は反フェミニズムだ。不平等に女性だけを優遇したジェンダー差別的な待遇措置をすべてなくそう」。
ゲームから政治まで、男性が集まり議論する韓国の匿名掲示板「FMコリア」には、こうした書き込みがあふれる。

ジェンダー政策について男性側が「逆差別だ」と反発する状況に、大統領選の候補者も呼応する。有権者の3割ほどを占め、
無党派層が多い20〜30代の動向がカギを握るといわれる今回の大統領選。この世代の支持を得られるかは選挙の帰趨(きすう)を左右しかねないとみるからだ。
昨年4月のソウル市長選ではこの年代の男性の支持が野党の勝利につながったとされる。

就職活動中の男性が、面接ではつらつとした女性の就活生に視線を送り、肩を落とす――。
保守系最大野党「国民の力」候補の尹錫悦(ユンソクヨル)・前検事総長のテレビCMが物議を醸した。
国民の力は、特権階級の親を…

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https://www.asahi.com/articles/ASQ3467CHQ2XUHBI050.html


@asahi_Sugihara
「僕の狂ったフェミ彼女」の著者のミン・ジヒョンさん(35)は、男性たちの反発は数年前より過激になったと感じている。
「善良な男性なのに、潜在的な加害者として扱っている」といった意識が広がったという

@keikitano
女性の社会的地位はもちろん発言力も弱い日本でも、今後起こりうること。
「在日特権」は論外、生活保護敵視も極論として、「高齢者優遇」など、ファクトチェックしてみればすぐ誤りであることが分かること。
論点を外らし仮想敵をつくり出す真の敵を見失わないことだ。

@ogswrs
韓国でも 男の側の 復権妄想 (délire de revendication) が 顕在化しているようだ...